top of page

日暮里駅前交番

main.jpg

日暮里駅前交番

この交番は日暮里駅前広場を取り囲むビル群、雑多な環境と調和しながらも、その存在がはっきりと視認・知覚されなければならないという、相反する条件のもとに計画された。

狭小敷地での交番機能の確保は当然のことながら、地域性や景観状況を踏まえ、①視認性を確保するために無装飾、無彩色(モノトーン)の壁面とし、②周囲の景観に共通する矩形のボリュームを用い、③生地問屋の繊維街を想起させる線的、編物的な要素を取り込んだ設計とした。

長期に渡る幾度かの変遷を経て、駅前ロータリーの小島に極小の交番が生まれた。

2017年~2022年

東京都荒川区西日暮里

地上2階・鉄骨造

敷地面積/ 105.51㎡ 建築面積/ 52.44㎡ 延床面積/ 96.77㎡

撮影: Joaquín Mosquera [idearch]

 

bottom of page